コカリナは、元は「桜の木でできたオカリナ」
と呼ばれる、ハンガリーの民族楽器でした。
コカリナ奏者として活躍している
黒坂黒太郎氏によって1995年日本に紹介され
「コカリナ」と命名されました。
その後、黒坂黒太郎氏と日本の木工家によって
様々な改良が加えられ、今のような楽器として
精度の高いコカリナが誕生しました。
そして、1998年の長野オリンピックの際
オリンピック道路建設によって
伐採された木からコカリナを製作。
オリンピック会場で子ども達が演奏することによって
多くの人々に知られる所となりました。
小さい子どもからお年寄りまで
気軽に楽しめるだけでなく
木の優しい音色を持っているため
自然環境を守るシンボル的な楽器としても
大きな注目を浴びています。
(「コカリナ」は登録商標です。)